スーパートップ工法とは、全回転型チュービング装置と、ハンマーグラブとの組み合せによる場所打杭工法です。

 従来の揺動式とは異なり、ケーシングを360。連続的に回転させながら、油圧シリンダーで押し込むため強力な掘削力が得られます。また、ファーストケーシングの建込みが容易となり、垂直精度が飛躍的に向上 しました。

 このため、今まで困難と言われてきた硬質岩盤や硬質玉石層における大口径削孔(φ800〜φ2000mm)に最適な工法といえます。

【スーパートップ工法適用工事例】

適 用 工 事

 建築・土木工事における基礎杭、地中障害物の削孔撤去、脚立・橋台基礎杭、止水・土留などの柱列壁、道路橋基礎杭、ビル基礎杭、建造物基礎杭、鋼矢板プレボーリング、鋼管矢板先行削孔、地すべり抑止杭、柱列式連続壁、護岸の防波堤・捨石など障害物の削孔撤去、高架橋基礎、コンクリート障害物削孔除去など。

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仕様
チュービング装置本体
RT-150LC(低空頭型)
RT-200
RT-200AII
RT-200H(ハイパワー型)
掘削口径    
φmm
800〜1,500 1,000〜2,000 1,000〜2,000 1,000〜2,000
ケーシング引抜力 
kN(tf)
1,932(197) 2,452(250)瞬時2,991(305) 2,451(250)瞬時2,991(305) 3,450(352)瞬時3,940(402)
ケーシング押込力 
kN(tf)
最大363(37)
特殊工法時1,177(120)+自重206(21)
最大451(46)+自重275(28) 470(48)+自重215(22) 最大590(60)+自重250(26)
押込ストローク
mm
500 750 750 750
回転トルク 
kN・m(tf・m)
1,128/647(115/66)
1,961/1,078(200/110)
瞬時2,284(233)オプション
2,029/1,166(207/119)
瞬時2,373(242)オプション
2,950/1,740/1,010(301/177/103)
瞬時3,130(319)
回転数
min-1(rpm)
1.6/2.7 1.2/2.0 1.2/2.0 0.9/1.5/2.5
重量
ton
28.0〈29.2〉 35.7〈38.9〉 30.0〈31.3〉 34.1〈35.8〉
油圧パワーユニット RTP-200EL RTP-320 RTP-320E RTP-320EH
エンジン名称
日野 PO9C-TD 日野 K13C-T 日野 K13C-TJ 日野 K13C-TJ
エンジン出力kW(ps)/min-1(rpm) 147(200)/2,000 235(320)/2,000 235(320)/2,000 235(320)/2,000
重量
ton
4.6 7.0 7.5 7.5
寸法 LxWxH
mm
3,647×1,600×2,056 4,600×2.100×2,112 4708×2,100×2,112 4,708×2,100×2,112
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